正社員、契約社員、アルバイトなど働き方は色々あります。
私は四十半ばですが四十代を夜勤派遣として年収300万~350万の年収を得ていました。
三十代までは派遣という働き方に偏見がありましたが
正直『あり』な働き方だと思います。
アルバイトを含め数多くの職業、雇用形態を経験してきました。
その中で多い考え方の一つとして
正社員が良いと思われている方は大勢いらっしゃると思いますが
正社員の待遇が良い企業はほんの一握りの大企業です。
その他大半の企業では正社員はわずかな手当は出るが残業代が出ないとか
正社員というだけで膨大な仕事をさせられるとか
とにかく正社員というだけでトコトン働かせようという会社が多いのが現実です。
なのでここで一つの働き方の選択肢として
派遣という働き方があり、責任は正社員よりも負わずに
それなりの報酬を得られる良い雇用形態だと思います。
派遣として働くには
1 派遣会社に登録して、
2 適正を考えて派遣コーディネーターが派遣先を斡旋してくれる
という便利なシステムが派遣です。
ただ、全てが良いことばかりではありません。
色々なメリットデメリットがありますので
私の実体験として、その一部をご紹介します。
【目次】
メリット
1、ハローワークや求人誌で探さなくてもコーディネーターが仕事を紹介してくれる
2、履歴書を何枚も作成する必要が無い
(登録シートを作成)
3、先方から断られる可能性が低い
(採用が厳しい場合コーディネーターが先に判断してくれる)
4、高い時給の物が多い
(時給千円を超える場合が多い)
5、頑張ればパートや契約社員にステップアップする可能性もある
6、大手だと給与先払いシステムがあるところもある
(週単位など働いた分を先に振り込んでくれる)
7、派遣のみで掛け持ちワークもできる 単発を得意とする派遣会社もある
デメリット
1、交通費が出ない事が多い
2、派遣というだけでパートよりも扱いが酷い仕事場もある(1人の人間として派遣を扱わない勘違い正社員も多い)
3、社会に出てから派遣しか経験していない同僚がいると社会的常識が通じない場合が多々ある
4、雇用整理対象である(クビになっても文句が言いづらい)
5、派遣元がいい加減な場合が多々ある
営業が成績優先で既存派遣のフォローが疎か
守ってもらえないのも覚悟
6、一度派遣で働いてしまうと次に正社員などに戻りにくい(ズルズル続けてしまう)
ここは一つの大きなポイントで目標をしっかり持ち派遣をいつまでも続けないという強い意志が必要だと思います。
7、働き方によっては月20万を越える収入も可能
(社会保険付き)
まとめ
派遣の良いところは正社員ほどの責任を負わないところ。
何か資格を目指したい、次の仕事探しへ時間が欲しいがある程度の生活費が必要という方にはピッタリだと思います。
大手派遣会社であればコンプライアンスもしっかりしていて安心して働けると思います
逆に大手ゆえに、人としての(考え方の)融通がきかない場合もあります。
例えば時給交渉など、基本派遣社員は昇給がありません。
なので、よほどの実績を出さない限り
時給は「上がりません」の一点張りになる可能性は高いです。
ただ、会社によってはスタート時点で募集要項よりも上げてもらえる場合もあるので
コーディネーターに交渉してみるのが良いでしょう。